Windows物語

【特集】〜インストールから設定・活用まで〜 すべてが分かるWindows Vista大百科 (1) 目次 (MYCOMジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/special/2007/windowsvista/

仕事帰りの京急で携帯で上のページを読んでたが、かなりわかり易くて面白かった!まだ「第1章 Windows Vistaの概要」までしか読んでないけど、Win3.1時代からVistaにいたるまでの紆余曲折がわかりやすく紹介されています。Win9xにはMS-DOSとの互換性の呪縛があり、WinNTではユーザモード・ドライバのパフォーマンスの問題があり、Win2000/XPではドライバの理想設計が失われ、それによってサードパーティの不安定なドライバに悩まされ・・・という感じで、バージョンがあがるごとに、あっちの問題は解決したけど同時に別の問題が発生して・・ということが繰り返されているのがわかります。結局Vistaではマシン性能があがってきたから、NT時代の理想設計に戻りつつある、ということでメデタシメデタシという感じです。個人的にはVistaに乗り換える予定はまだないんだけど、こんなの読んでしまうと、ちょっとVista欲しくなってきたじゃないか。

ちなみにVistaでは、OSが落ちてしまったときにお目にかかることができるブルースクリーンに加えて、レッドスクリーン(「Screen Of Death」だっけ?)っちゅーのが追加されたらしい。真っ赤な画面、、、心臓に悪いね。

ベースレコーディング

今日は17:30にちゃっちゃと仕事を片付けて(明日やるメソッド)、吉祥寺でベースのレコーディングを手伝ってきた。録音機材はノートPC、CubaseSX2、E-MU0404USB、シュアーのマイクという感じ。うちの会社では私物PC持ち込み禁止なので、青物横丁駅のコインロッカーに預けておいた。で、結局3時間くらい録音してたんだけど、肝心のベースがレンタルで弦がビビりまくり(弦がフレットに近すぎて音がクリーンに出ない状態)で、録音やめよーかという感じになったが、とりあえずもったいないので5曲ほど録音。レコーディングっつても、アンプの前にマイク立てて、俺がPC操作して録音、の繰り返しなんだけど、やっぱり録音しているとどうしても意識しちゃって、なかなか上手く演奏できないみたいで。結局ぶつ切りで録音し、1曲あたり20テイクは録ったかな。ブツ切り録音でも、通して聞いてみるとほとんど違和感はなく、改めてDAWのチカラを思い知った。テープ録音の時代に20テイクも録ってたら、録り終わった頃にはテープが伸びて音程かわっちゃうんじゃねーか、そのあたりも昔の人は計算して録音してたのかな、昔の人は偉いな、などとベーシストと話しつつ、中央線に乗って帰宅。。。つかれた・・。

開発ツール、企業成長、ドラゴンボールZ

らいおんの隠れ家 - ポール・グレアム「ベンチャー向けの最も難しい教訓」
http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20070130

ポールさんが、IT系のスタートアップ企業の教訓を幾つか語っているのですが、いまの自分には
1. 早めに公開しろ
2. 機能を作り続けろ
にすごく共感。「1.早めに公開しろ」は、とりあえず最小限の機能を実装してリリースして、ユーザからの意見を最大限に得よというもの。そして「ユーザの好みを推測することは危険だ。何かを公開し、ユーザの意見を聞いた方がよい。」ということ。「2. 機能を作り続けろ」は「稽古と同じで、改良は改良を生む。毎日走れば、たぶん明日も走りたくなる。でも一度2〜3週間走るのをサボってしまえば、重い腰を上げるのに苦労するだろう。だからハックして多くのアイデアを実装すればするほど、より多くのアイデアが湧いてくる。少なくとも一日か二日に一回、システムに小さな改良をするべきだ。」ということ(引用しすぎかな・・)。
で、この教訓がベンチャービジネスだけではなく、今の私の仕事である開発ツール開発というタスクにも当てはまるんじゃないかなと。社内ツール作っているときに「この機能いるかな〜、これはいらないよな〜」などというやり取りをよく行う。これはこれで意味のあることなんだけど、あんまりこればっかりだとユーザの好みを想像しちゃってることになるわけで、得てしてそれは的外れなことも多いんだな。ごにょごにょ内輪で考えてないで、ユーザから直接要望事項を教えてもらったほうが早くて有効なこともある、ということですね。
また、ひととおりの機能を実装したツールが完成したと思ったら、「はい、ごくろうさん、次はこれやってね」と、さっさと別の仕事に移ってしまうと、完成したツールの発展はそこで終わってしまうということ。一度発展が止まった状態から再度エンハンスのために走り出そうとすると、ポールさんが言うようにかなり苦労する。というわけで、一旦手がけたツールである程度有用であると判断できた時点で、長いスパンでエンハンスを継続したほうがいいんでないかと。
しかし、同じ作業ばかりやっていると、上の上の上の方の偉い人から見れば、何も新しいことをやっていない!サボってるんじゃないか!というように見えてしまい、そうなると、もう少し下の偉い人は、我々に別の新しい仕事をやらせようとする。でも、ただ新しいことやればイイというわけでもないんだよなー。同じことを地味に継続するというのもカナリ重要だと思うんだが。

ところで、世の中の企業って毎年毎年、増収増益めざします!って言ってるけどさ、そんなに毎年毎年成長してたら、あるラインで絶対成長止まらない?普通に考えて未来永劫成長し続けるって、ありえないと思うんだけど。

初めの頃はレッドリボン軍とか天下一武道会とかでワーワー言ってたのに、どんどん敵が強くなってきて、サイヤ人がどうしただの、神様の上に界王がいたと思ったらさらに上に界王神がいたり、最終的には人造人間から魔人ブウとかよくわかんないキャラがでてきてネタ切れで中途半端に最終回みたいなことになっちゃうよ・・・。最終回?企業にとっての最終回って何なの?