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まだ僕が新入社員で寮に住んでいたころの話。

僕は5階に住んでいたのだけれど(しかもエレベータなしの5階。タフですね)、その丁度真下の部屋に住んでいたのは、なんと小学校の時の友達。なんつー偶然だと思いつつ、彼の部屋に遊びに行った。そのとき丁度遊びに来ていた彼の友達。そいつに薦められて、はじめて読んだのが「ノルウェイの森」。それが去年の6月。



で、今は川崎に引っ越して大学以来の一人暮らしを再開したわけだけど、さっきちょっと数えてみたら、もう32冊も村上春樹を読んでいることに気づく。



同じ作家の作品を一年弱で32冊も読んだことなんて初めて。そんな村上春樹といえば、さきほどの「ノルウェイの森」や、「世界の終わりと・・」とか、「ダンスダンスダンス」「羊をめぐる冒険」の「僕」「鼠」「羊男」シリーズとか、「ねじ巻鳥クロニクル」とかが有名ですが、同じくらい面白いのがエッセイ。長編小説よりもエッセイのほうが多く出してるんですよね。



で、エッセイの中からとりあえず一冊ということで、「渦巻き猫の見つけ方」。ところどころにイラストとか写真とか差し込まれていて、またそれがよい。猫の写真も多く、猫好きにもおすすめ。