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すごい!

今日は仕事が割りとスパッと早めに終わったので、青物横丁駅近くの本屋でこの「アンダーグラウンド」を買い、コンビニでそぼろ弁当とタマゴサラダとサマーチョコムースケーキみたいなのを買って、家に着いたのは8時半。いいね?こんな時間に家に帰ってこれるなんて。まともなサラリーマンになった気分。



で、「アンダーグラウンド」なんですけど、衝撃的に面白い、というかすごいという言葉がぴったりくる。今まで僕が読んできた村上作品といえば、物語かエッセイの必ずどちらかに当てはまるのだけれど、本作品は、村上春樹がサリン事件と阪神大震災の被害にあった一般の人をインタビューしたものをまとめたものであり、ドキュメンタリー、ノンフィックションに属すると思う。で、なにがすごいかというと、まず事件そのものの凄さ。これらの事件ってたしか僕が中2のころだったと思うんだけど、そのときもニュースで何度もこの事件のことを耳にしていたし、大学にはいってからは小林よしのりの作品でオウムについては読んできたので、だいたいどういう事件であったかというのは掴んでいたつもりでいた。でも、ニュースにしても小林義則作品にしても、事件の全体像を描写していたり、加害者中心の視点で語られており、被害者からの視点っていうのが、以外になかった。で、このインタビュー集は完全に被害者からの視点で描かれており、ものすごく、なんというか、リアルに事件を追体験する感じというか。



文庫本のくせに777ページもあり、まだ100ページくらいしか読んでないけど、これは凄いかもしれない。春樹村上恐るべし。