旅行

先週の金土日は、栃木〜群馬に旅行に行ってきた!移動手段は毎度の事ながらレンタカー。以前から渇望していた念願のプリウスに初乗車!!

プリウスは、まじですごい車です。おそらく日本一頭のいい車です。理系心をくすぐる車です。機能美。プリウスのすごさについては、以前のエントリに書いたので、ご覧ください。

kenmazのはてな - ハイブリッドカーってすげえ
http://d.hatena.ne.jp/kenmaz/20051019/1129719846


とまあ、プリウスについてはこのくらいにしておいて、旅行に行ってまいりました。いつもの会社の同期メンバーで。計男4人。朝9時ごろに川崎を出発し、大井JCT〜首都高〜中央環状線〜東北道〜・・てな感じで車を安全運転でぶっ飛ばし、無意識のうちに栃木へ。

と、いまGoogle Maps見ながら、どういうルートで、どこに行ったのかを思い出してみたが、まったく思い出せない。よく考えりゃ、カーナビに指示されたとおりにハンドルを切ってただけなので、位置関係がまったく分らん。栃木が東京の真北にある、という事実も今はじめて知った(左上あたり・・と思っていた)。

一日目はひたすら車で移動。途中でデッカイ吊橋みたいなところに立ち寄ったり、某自動車マンガに出てくる、なんとかという峠を安全運転で攻めたり、ん〜、悲しいほど地名が出てこない。で、気が付いたら宿泊先の貸し別荘に到着。

だいたい、このメンバーの旅行では1日目は貸し別荘、二日目は旅館、というのが恒例になっている。今回の貸し別荘は、めずらしく1階建てだった。とくにこれといった特徴の無い、匿名的な別荘だったが、メンバーのひとりであるTK氏がメンテナンスの手抜き加減に少々立腹のご様子。

晩飯を求め、車を飛ばすがこれといった飲食店は見当たらず。結局、毎度の事ながらスーパーに行って食材を買い求めることに。関東の地方でよく見かけるヨークベニマルに行った。ヨークベニマル、って何なんだろう。イトーヨーカ堂系列のスーパーなのかな?何を作るか皆で相談した結果、カレーを作ることに。

別荘に戻り、カレーを作りつつ、室内でバトミントンしたり、サッカーしたりと、バタバタやっているうちに、カレーが完成。食す。ゴハンが硬かったが(俺のせい)まあまあ旨かった。

その後、毎度のことながら、かくれんぼタイム。別荘は林の中に建っているので、室内の照明を全て消すと、完全な闇になる。この完全な闇の中でかくれんぼをするのが、われわれの恒例の遊びとなっているのだ。ただ、今回は1階建ての単純な間取りの別荘であったため、なかなか適切な隠れ場所がみつからず、3ターンくらいで中断。することも無いので無駄話。これまたTK氏の疑問「なぜ12音階のうち、ミとファ、シとドの間には半音が存在しないのか」というテーマについて論議。こんなかんじでヤワヤワと無駄な時間をすごしているうちに夜も更けてきたため、就寝。


2日目は、まずは栃木県の奥地にある、男鹿高原駅という秘境駅に向かう。今思い返すと、なかなかココは良かった。人気の無い山奥に、なぜこんな駅が!という感じのショボくれた、いい感じの駅だった。当然無人。客の姿はなし。単線。あまりにも人がいなかったので、線路に下りて写真撮影。

電車が来る気配は無い。ちなみに男鹿高原駅の場所は↓この辺↓。


その後、群馬県に突入。途中、榛名山と赤城山の山道を攻める。今回の旅行は4人で行ったが、俺を除く3人は大の「イニシャルD」ファンであり、榛名山と赤城山の峠を攻めることは、彼らにとっては非常に重要な儀式のようである。ちなみに「イニシャルD」とは、週間ヤングマガジンに連載中の、いわゆる走り屋の若者を描いた漫画作品。以下は、イニシャルD、榛名山、赤城山について、wikipediaからの抜粋。

作品に登場する、物語の最初の舞台となる「秋名山」は、架空の地名であり実在しないが、その原型は上毛三山の一つ、榛名山(はるなさん)であり、実名で登場する上毛三山の他の二つ、赤城山(あかぎやま)、妙義山(みょうぎさん)と並び、かねてより深夜にローリング族などが出没し、危険走行を繰り広げる場所として知られている。

そんなわけで、ぐにゃぐにゃ曲がりくねった道を、俺の(厳密にはトヨタレンタリース川崎の)プリウスを安全運転でぶっ飛ばしてきました。ものすごく安全運転でしたが、たしかにありゃ楽しい。結構疲れるけど。

そういえば道中、OG氏の悩み「やりたい事がたくさんあるが、時間がない、手が付けれない、どうすりゃいい?」について討論。また、TK氏の疑問「クルマのクラッチってどういう構造になっているのか?半クラすると、ギアの歯が欠けちゃうんじゃないの?」について討論。俺としては、結合部の間にオイル的なものが詰まっていて、油圧で動力を伝達・・という感じではないかと考えていた。N氏からは、円錐型のギア的なものがあるのではないか、という、なかなか斬新なアイデアが。ということで、今Googleで軽く調べてみたところ、基本的には円盤の摩擦によって動力が伝達されるようである。湿式or乾式、多板or遠心クラッチなど、いくつか種類があるようだ。詳しくは以下のページを参照。

クラッチの種類
http://www.fcc-net.co.jp/clutch/kind.htm


その後、群馬の山奥のしょ〜もない旅館に到着。しょ〜もない、と形容するにふさわしい旅館であった。確かにしょ〜もない旅館ではあったし、メシも不味かったけど、温泉はよかった。夜は、ふたたびガヤガヤと無駄話をしたり、「カタン」というボードゲームで遊んだり、N氏の数学クイズに挑戦したり、OG氏の持ってきたおもちゃで遊んだりした。風呂に入りつつ27時ごろには皆ダウン。


3日目は足尾銅山に潜入し、埼玉のガストで昼飯を食らい、夕方6時くらいに帰京。乗り物酔いが激しい俺は、終始クルマの運転をやらせてもらった(クルマの運転が好きなOG氏には申し訳なかった)。3日計で12時間以上運転した。疲れたけど、やはりクルマの運転はオモロイ。

ということで、曖昧な記憶をもとに旅の記録を書いてみた。以上。