小指レス指向言語「minimus」開発開始のお知らせ
開発の背景
かのダンコーガイも(確か)述べているとおり、キーボードの入力速度は、人間の思考スピードにぜんぜん追いつけていない。「コンピュータに"あいうえお"と打ち込みたいな」と思ってから、実際にキーボードを叩いて文字を表示するまでには、かなりのタイムラグがある。これがコンピュータ使用者の思考速度に影響を与え、生産性を低下させていることは周知の事実である。
一刻もはやく現在のQWERTYキーボードに変わる入力デバイスの登場が期待されるが、現実的には今後数十年は現状のキーボードが使われ続けることであろう。そこで現段階においては、QWERTYキーボードでいかに入力速度を高めることができるかが重要となってくる。
このような事実を鑑みて考案したプログラミング言語が、小指レス指向言語「minimus」である。
小指レス指向言語「minimus」とは
minimusプログラミング言語は「いかに小指を使わないか」に主眼を置いたコンピュータ・プログラミング言語である。
参考文献にもあるとおり、既存のプログラミング言語における「小指の酷使度」は目を覆いたくなるばかりである。一説によるとプログラマの職業病である腱鞘炎も、「Shiftキー同時押し」作業が原因であると言われている(要出典)。minimusプログラミング言語では小指の使用頻度を抑えるように言語デザインされているため、腱鞘炎や小指筋肉の疲れによるストレスの発生を抑えることができ、これがゆくゆくは開発者の生産性向上に結びつくはずであると期待してやまない。
ちなみに「minimus」とは、ラテン語で「小指」「最小の人」という意味である。へーっ!
小指レス指向言語「minimus」の特徴
minimusプログラミング言語は以下のような特徴を持つ。
- {}(ブレース)、()(括弧)、'(クオート)、"(ダブルクオート)、=(イコール)など「小指でShift同時押し」によって入力せざるを得ない文字を一切使用しない。
- 英語の大文字も出来る限り使用しない。
- そのかわりスペースやエンターは重要な意味を持つ。
- "a"や";(セミコロン)"など、小指単体で入力できる文字は使用する
- キーボードの一列目(1,2...9,0,-,^,\)のキーをブラインド入力できない人も結構いるらしいので、このあたりの文字列も極力使わない("1"のかわりに"one"を使用可能とする)
- ホームポジションからの指の移動を最小限に抑えるよう努める
例
class hello def greet puts hello end end h hello.new h.greet
リリース時期
未定
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流行らないだろうな〜。