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デブのサミしがりやのためのイベントDevelperSummit2009に行ってきた

Ruby iPhone

デブのサミしがりやが集うイベント、Developer Summit2009に行ってきました。実は最初はまったく行く気はなかったのだが、RubyiPhone関連のセッションもあるとのことで、急遽行く事にした。以下簡単なレポ。

実例で学ぶObjective-C2.0とGUIの関係(萩原剛志さん)

まずはiPhone関連のセッション。スピーカーは詳細Objective-Cの著者の萩原剛志さん。Objective-CMacOSの歴史などを紹介した後、ObjC特有のターゲットアクションパラダイムについての説明。言語の特徴を紹介します、という感じの話。前半の歴史の部分が面白かった。後半は言語の説明だったのでだいたい既知の内容であった。ちなみに萩原さんは京都産業大学の教授をやっているそうな。やっぱ学術関係はMacが普及してるのね。

詳解 Objective-C 2.0

詳解 Objective-C 2.0

iPhone開発者座談会(高橋さんほか)

NatsuLiphone、2tchなどといった有名どころのiPhoneApp開発者による座談会。20分くらいでなんとなく内容は読めたので、申し訳ないが途中でMatzのトラックにコソコソと移動した。セッション自体はすごく好評だったようです。

未来へつながる言語(まつもとゆきひろさん)

Matzがプログラミング言語についていろいろ語るセッション。言語が進化には3つの要因がある。(1)簡潔さ。BASICの頃は制御構文はIFとGOTOくらいしか無かったし、グローバル変数しかなかった。それが今度はC言語などの登場によりサブルーチンや関数が使えるようになった。さらに構造体やオブジェクト指向がでてきた。こんな感じでどんどん抽象化が進む=記述が簡潔になるのが、言語の進化のひとつの要因。(2)ハードウェアの進化。CPUのクロック数向上やMany-Core化などが言語デザインに影響を与える。(3)温故知新。今使われている言語のアイデアそのものはずーっと昔からあったもの。FP->StandardML->OCaml,Haskellだとか、Lisp->SmallTalk->Rubyだとか、prolog->erlangだとか。今度はAPLやRのようなベクタ処理に強い言語がくるんじゃないかなとのこと。

セッション終了、同僚にばったりあう。その後Ask the SpeakerコーナーでMatzと少しお話できた。うちの会社の松江事務所についての話などする。

休憩

Ruby1.9の現状と導入のポイント(yuguiさん)

Ruby1.8,1.9の開発体制から1.9への移行ポイントについて。詳細はのちほど。理論立てて話をすすめてくれるのでとても聞き易い。

クラウドプラットフォームの実際(SalesForce,岡本さん)

Force.comに関する話。SalesForceGoogle App Engine的なサービスをやっていたのね。知らなかった。GAEとかだと開発はSDKを落としてローカルで進めるのが基本だが、Force.comはすべてブラウザ上でDBの構築から画面のコーディングまでをやる、ってところが一番の違いっぽい。正直ブラウザで全部のApexコードを書くのはきつい気もするが、なんにせよ、よく作ったな〜と関心。Force.com上で作ったアプリはそのままSaaSとして売れる、ってところがなかなかいい感じな気がする。需要があるかはわからないけど。ともかくベンダー臭はすごくあったけど、それでもおもしろかった。

自律型移動ロボットのソフトウェア技術(MIT桑田さん)

今日一番面白かったセッションかも。DARPA(アメリカ高等国防研究所)主催のロボットカーの技術開発目的のコンペに、MITチームの一員として参加したときの報告。砂漠や市街地で無人の車を走らせて、うまくコースをたどりながらチェックポイントを通過することを競うコンペ。SUVカーに40コアのブレードクラスター、大量のセンサ、ジェネレータ、UPSを搭載し、プログラムで制御する。狭い道幅をどうやって通過するか、どうやって道路、縁石を判別するか、障害物や他の車に対していかに対処するか、などなど様々な課題にいかにして対処したか、という話。制御プログラムの構造なども詳しく紹介。各モジュールをテストし易いようにうまいこと設計されていた。使用言語はC言語python,java。練習場の確保がいかに大変だったか(白線の代わりに小麦粉をまいてたら、鳩がたくさん現れてまさに不確実性のたかい環境となったwなど)、世界初のロボット自動車事故が発生したとか、とにかく最初から最後までおもしろすぎる話だらけだった。憧れまくりでした。

以下参考ページをうp。今度ちゃんと見てみよう。
http://grandchallenge.mit.edu/wiki/index.php/Public
http://www.journalfieldrobotics.org/Home.html

LT大会

各コミュの代表者によるLT大会。会場では、またも別の同僚にあったり、先輩にあったり、見知らぬ人に声をかけられたり、高橋さんにRubyiPhoneの関係などについて聞いたりする。最近、RubyistiPhone開発に手を出す傾向が強いらしい。まさしく自分自身もそうなんですが、なんなんだろう。高橋さんはObj-CとRubyが似ているからじゃないか、とおっしゃっていたが、単に新しいものに飛びつき易い人が多い、という事なのかもしれない・・。

ということで、全体的におもろかったです。明日は行けない。。