今更ながら、さおだけ屋
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
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以下、読書メモ。
今更ながら読みました。本を読むのが遅い私でも3時間程度でサクッっと読めて、かつ面白い本です。さすがベストセラー。会計学の入門の入門のための本のようで、とくに難しいこともなくサクサク読めました。この本を読めば、会計学の基本が学べるようですが、プラス以下の謎が解明できます・・・。
- なぜ、さおだけ屋はつぶれないか。
- 普通の住宅街(高級住宅街ではない)にある高級レストランは何故やっていけてるのか。とくに評判が高いというわけでもなく、値段もどちらかと言えば高いのに。
- これまた普通の住宅街にある、在庫が山ほどある自然食品店は何故やっていけてるのか。そんなに売れているようにも見えないのに。
- あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか。カードで払えばマイルが貯まるから、っていうのもあるんだけどさ。ワリカン金融。
- いろんな店でクレジットカードが使えるが、カード使用手数料は客ではなく店側が負担している。店側は、なぜ手数料を引き受けてまでカードを利用可能にしているのか。
- 「50人にひとり無料!」キャンペーンの真意。ヨドバシとかでよくやってますね。
あと個人的に気になったところをメモ。
- 個人レベルでは、債務超過状態は必ずしも危険というわけでもない。
- 100人と薄っぺらい関係を築くのではなく、100人の人脈を持つ一人の人物と深くしっかりと関係を築くべき
- 分析→「1単位あたりいくらか」が基本
ちなみに作者の山田さんは現在31歳くらいだそうな。すげーぜ。そういえば、ウチにはこの手の新書とか分厚い技術書がいくつかあるけど、Amazonのマーケットプレイスにまとめて出そうかな。そろそろ本棚がパンクしそうだ。