更新終わったら歯磨いて寝る作戦。

村上春樹の「ノルウェイの森」上下巻を読み終えた。久しぶりに一気にぶっ通しで読めた小説だった。村上という苗字の作家には、もうひとり村上龍という作家がいる。村上龍の「コインロッカーベイビーズ（上）」という文庫本を持ってることは持っているのだが、その作品を買った当時の僕には村上龍っていうのがいまいち理解できなくて途中で読むのをやめた。というわけで無条件に同じ苗字を持つ村上春樹に対してもそんなに期待はしていなかった。ＧＷ中、地元のブックオフに立ち寄った際、偶然１００円コーナーに「ノルウェイの森」を見つけたわけであるが、丁度同じ寮に住む友達がこの小説を薦めていたことを思い出してなんとなく購入した。「ノルウェイの森」の内容に関して、自分自身も思い当たる節が、あるような、ないような、やっぱりちょっとあるような、そんな感じだった。そんなわけで、なかなかおもしろかったので別の作品も２冊まとめて買ってきた。とうぜん両方１００円。１００円でこんなにも感動できるもんなんだなーと思ったと同時に、いま友達からプレステ２とＦＦＸ２というゲームソフトを借りていることを思い出した。両方あわせると４万近い値段になる（借り物なのでとうぜん０円ですが）。けどまあ４万円の娯楽を楽しもうと思っても、１００円の中古本の４００倍感動できるかというと当然そんなことはなくって、せいぜい、１/４０くらいしか感動しなかった。お金の価値ってわからない。