デブサミ2006
先週末、ITエンジニアのためのお祭り?である、Developers Summit 2006に参加してきた。会場は目黒の雅叙園という、謎の建物。国際展示場に和風テイストを加えたような、funnyな建物でした。
さて、受講したセッションは以下のとおり。
- Ruby on RailsとLLによるWebアプリケーション開発(高橋メソッド!)
- 並べて安心!JBoss Clusteringのススメ
- 飛び込め!オープンソースプロジェクト(Matzさん他)
- XP 2.0(id:kuranukiさん他)
- Web2.0的SOA Ajax+DI+JBIで実現する疎結合アーキテクチャ(arclampの鈴木雄介さん)
- 狛犬(Seasar2)の飼い方教えます。(id:higayasuoさん他)
という感じで、はてなアンテナ経由でいつもチェックしているブログのブロガーさんたちのセッションを中心に(^^;)。
中でも一番おもしろかったセッションは、Ruby開発者のMatzさんが登場した「飛び込め!オープンソースプロジェクト」というセッション。司会の方+Matzさん+2名のオープンソースプロジェクト(Alisia、LKST)のコミッターさんたち、がオープンソースプロジェクトについて語りあうという内容。
やはり偉大なるMatzさんの話がおもしろかった。
Matzさん曰く、オープンソースプロジェクトを世の中に広めるためには、
- 継続
- メディア等への露出
- 競合プロジェクトにケンカを吹っかける(^^;)
が重要とのこと。1に関しては、Rubyの開発がスタートしたのが93年、一般公開が95年、広まり始めたのが99年、とのことで、Rubyですら世に認知されるのに5年以上かかったことになるという話。また1,2に関しては、「狛犬(Seasar2)の飼い方教えます。」のひがさんも同じようなことを言っていましたが、プロダクトだけではなく、開発者自身の知名度も重要であるとのこと。
3に関しては半分冗談のようですが(^^;)、Rubyを公開した当時は競合する言語としてPythonが存在しており、Pythonに足りない部分もとめてRubyに移行してくるユーザも多かったそうな。
他にもAlisiaコミッタさんのオープンソース苦労話や、LKSTコミッタさんのLinuxコミュニティの話など、レアな話が多く聞け満足しました。
2日目は会社の創立記念日で休みだったので、もっと沢山セッションに参加すりゃよかったと公開してるんですが、寝坊し