小飼弾のアルファギークに逢ってきた
先日、技術評論社に立ち寄った際に編集の池本様より頂きました。
小飼弾のアルファギークに逢ってきた (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者: 小飼弾
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/04/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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非常に面白く、頂いた次の日には読み終わりました。小飼氏とアルファギークの対談をまとめた本です。「アルファギーク」というのは、技術的に優れていて先進的なコンピュータエンジニア達のことです。以下の方々との対談が掲載されています。
- Ruby on Rails開発者
- はてなのCTO
- Perl開発者
- livedoorのエンジニア
- TwitterのCo-founder
- Seasar開発者
- 「達人プログラマー」著者
- サイボウズラボのひと
- Mozilla/JQueryのひと
- Binary2.0のひと
- IT戦士なひと
- はてなCTOの嫁
- などなど
特に面白かったのがDHH(Rails開発者)との対談。最近仕事でもRailsに触れる機会が多いのだけれど、DHHの「あんまり大きい範囲で物事を考えない」という姿勢が非常に共感できました。さてなんか作るぞっ、てなったときにまず最初にグランドデザインとかロードマップとか、全体的な思想を考えることが多いと思うんだけど、あんまりそこに注力しすぎるのは良くないと僕自身常々感じてます。たしかにロードマップを考えたりあれこれ想像するのは楽しいんだけど、自己満足い陥ってしまうことも多々ある。
ロードマップというものは信じていないんです・・今ある問題を少しずつ解決することで前に進んでいけばいいと考えています
あとはTwitterの人とか、高林さん(Binary2.0のひと)の対談もおもしろかったな〜。
値段も¥1,480という、いかにも"小飼弾"的な値段設定です。読み応えがあるけど、さくっと読める、良書でした。