次世代ウェブ グーグルの次のモデル

次世代ウェブ グーグルの次のモデル (光文社新書)

先輩がお勧めしていたので読みました。新書って薄いし字も大きいのでサクサク読めていい。内容としては、web2.0というキーワードがアメリカから輸入される以前の日本でもweb2.0の原型とも呼べるようなサービス・企業が幾つか登場しており、今web2.0が盛り上がってきたのは必然であるという話。そして楽天・ヤフー・ミクシィが今後どうなっていくかという話から、web2.0の王者であるグーグルに今現在足りないもの、そして日本のベンチャーにこれらから(web3.0に向けて！)期待すること、という流れの本でした。特に、確かに検索分野などはアメリカに持っていかれちゃったけど、日本にはまだまだ強い分野があるぜということを再確認した第６章「鉱脈」や、mf247を取りあげた第7章「進出」が面白かったです。